L O A D I N G

NZ house

福岡県太宰府天満宮の西側に位置し、敷地南側は御笠川が流れ、
北側はなだらかな傾斜と山々が続く、歴史と自然豊かな文化のまちに位置している。
御施主様からは住居空間以外にもご夫婦共通の趣味である茶室がある住宅を作りたいとの要望があり、
おもむきのある終の住処の設計になった。
敷地北側には既存の古い擁壁があり、地盤の高さは設計GLから約3m程の高低差を有している
擁壁と建物の距離を離し安全を確保するため、建物全体のボリュームは擁壁逆側に配置し、
敷地のラインに沿って形状をかたどり、Vの字型で建物を構成した。
屋根の形状は土地の緩やかな斜面に合わせ片流れで構成し、
道路面からの建物の圧迫感を減らすと共に、山々への視線の抜けを作っている。
結果としてこの建物は自然に形がかたどられ、敷地の景観に相応しい建物となった。
外観は外からの視線を遮断しつつ、室内からは外の景色が見えるように、
敷地の高低差を利用した目隠し木塀を設け、建物の顔となった。
間取りは客をもてなす空間とプライベート空間に別れている。
アプローチから玄関を入ると寄付土間が奥のリビングまで続いており、
左手に水屋、茶室、右手に坪庭を配置し、
障子を解放する事で茶室から坪庭を眺める事ができ心地の良い空間となっている。
リビング・ダイニングは親しい友人などを土足のまま招待する事ができ、
一枚物の無垢杉カウンターの上で料理などを楽しむ事ができる。
奥の半分はセカンドリビングや個室などプライベートの住居空間を展開している。

  • 所在地福岡県太宰府市

    用途専用住宅

  • 構造木造

    敷地面積329.57㎡

    建築面積116.84㎡

    延床面積116.84㎡

  • phototoshihisa ishii (Blitz Studio)