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鮨ほまれ

福岡市郊外に建つ古い店舗を新しい鮨屋へ改修するプロジェクト。
二つの庭を奥のテーブル席、カウンター席からの視線に繋げていく事をデザインの軸に考えた。
アプローチの門を潜ると、美しく植栽の中にクランクした長いアプローチ、新しく設けた風除室越しに、
圧巻の長い銀杏のカウンターが視線に入ってくる。
カウンターの席に着くと店主の背面の銅板は、魚のフォルムをモチーフとしている。
一枚一枚、組み合わせてることで立体的な表情を生み、全体を見ると魚のウロコの様にも見える。
冷たい印象を持たせてしまいがちな金属に「錆」がプラスされることで、
時間の経過(人に触れてきた)を感じさせ「ぬくもり」を感じる。
その表情は時間が経つ事に日々変化し、「渋さ」「深み」のある空間に成長していく。
淡色で構成されているが、にぶい「錆」と「模様」が退屈な印象を無くし、
表情豊な落ち着きのある空間の中で、料理を楽しむ事ができる。

  • 所在地福岡県福岡市

    用途店舗

  • 延床面積73.74㎡

  • phototoshihisa ishii (Blitz Studio)